自宅通信網の運用日誌2011年04月


お知らせ

 リンク切れが発生しにくくするためと、多くの項目が一つのページに集中することにより検索サイトを使った検索結果が適切で無くなることを防止するために、「自宅通信網の運用日誌」の構造を月ごとに分離した形にしています。

 お手数ですが最新月以外は当該年月のリンクを使って閲覧してください。


目次


04月

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2011/04/01 Fri

日誌の切り替え

 先月は、「東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)」が発生し、怒濤の月きであった。

 そんな中、先月も3ヶ月続けて1万ページリクエストを超えて、12,256ページリクエストであった。しかし、このなかの少なからずが、異常なアクセスのような気がする。

 同じアドレスから、1分以下の同じタイミングでトップページにアクセスがしばらくあった。これは、何かの理由でページの変化を監視しているのだと思う。もしかすると、日本の通信網の遅延状況を確認しているのかも知れない。これ以外にも、ブラウザが暴走した感じのアクセスが見られたりした。

 長く止まらず同じIPで運用していると、定点観測的な変わった使い方を思いつく人がいるのかもしれない。

 先月も、海外からのリクエストが多い不思議なサイトと化しているところは変わらない。その中で、ロシアからのアクセスが急増している。


2011/04/02 Sat

東京電力館内の電力需給の展望

 これからの復興を支える経済や生活を落ち込ませない為の重要な要素に電力があるともう。素人の私が気にしても仕方がないは分かっている。しかし、報道の中心は原発と計画電力の話題で、これからを支える給電体制について報道がないのが気になっていた。

 このことについて気になっていたのは私だけでは無かったようで、各所の話題を伝って、「國谷尊之の徒然日記:東京電力管内の火力発電所の現況と、今後の復旧見通しについて」を見つけた。

 國谷尊之さんはピアニストだそうだ。専門外と思われるが、電気新聞ニュース(社団法人日本電気協会)と東京電力の公式発表を基本に他のメディアを合わせて情報収集と分析を行っておられる。引用と自身の意見との区別をはっきりさせて記載されており、信用がおける構成になっているように思った。

 一般のメディアでは、今夏最大予想5,500万kWの消費電力に対ししてし4,650万kWしか供給できないことがでてくる。これだけの情報では、どれだけの日に計画停電を含む大規模な供給制限が行われることになるのかよく分からないが、上記のページなどを見ると、平日平均最大電力は4,800万kW程度と予想していることが分かる。

 平日平均最大電力4,800万kWにたいして、4,650万kWしか供給できないと言うことは、ほぼ日常的に計画停電を含む大規模な供給制限が行われることになる。しかし、その差は、150万kWである。

 図が探せない(東京電力が掲載を止めているように思う)が東京電力の資料(電力需要14枚目23ページ)によると、過去の夏期の電力消費パターンは、かなり、ピーキーで1514時を中心に前後3時間を以外は、急速に減少している形になっていたと思う。この6時間ピークさえ避けられれば、停電なしにしのぎきれることになる。

 6時間のピーク電力カット。これが気になってよく考えると、NAS電池(ナトリウム・硫黄電池)だと思い当たった。NAS電池のコストはすでに陽水力発電所と同程度かそれ以下だったはずだったうえ、設置がかなり早い。消防署の許可さえ下りれば、数週間で設置できたはずだ。設置すればNAS電池を使って、深夜6時間充電し昼間の6時間のピーク電力カットに使える用に思う。

 NAS電池は、日本ガイシが作っている。確か、2010年5月の時点で年間生産能力が150MW(15万kW)あり、3年間の生産分が予約で埋まっているので、20102011年夏までに2.3倍に増強したいたとの話があったように思う。つまり、予約で埋まっているので、年間15万kW生産できる工場が部材の手配がほとんど済んだ状態で稼働している可能性が高い。2.3倍に増強した状態では、年間34万kWである。4月から7月まで4ヶ月間で、11万kW確保できる事になる。

 東京電力は、燃料高騰で停止した小規模IPPのコージェネレータなどもかき集めているような記事があるが、NAS電池は出てきていないように思う。11万kWはたかが7%とはいえ、電力追従性がガスタービン発電機より良い電源を確保できるのは、運用上かなり大きいのではないかと思う。

 しかし、こんな、素人でも思いつくようなことは、きっと、電力会社にいるプロは検討済みなんだろうなぁ。話題に出てこないのは、何か問題が見つかっているのだろうなぁ。


2011/04/03 Sun

夏期ピーク電力カットとサマータイム

 現状では、夏期ピーク電力のカットがまず優先される課題だと思う。方策の一つとしてサマータイムが出てきている。ところが、ピーク電力のカット対して、サマータイムは効果が薄い上、この混乱した状況での実施はデメリットの方が多いと考える。

  1. 夏の電力消費は気温に影響される分が大きいが、サマータイムを実施しても、気温で上昇する分には効果がない。
  2. 実施国で実績のある1時間ずらすのでは夏期ピーク電力カットの為にならばずらしたりない。無理して2時間ずらすとしてもまだ足りない。サマータイムで、ピーク電力カットを狙う場合、ピーク時間に生産が終了する程ずらさなくてはならないが、これには3時間以上、理想的には5時間以上ずらさなくてはならない。
  3. 平時にも時刻をずらすのは慎重を要するのに、この混乱した状況で、情報システムのバグをつつくような方策を実施するのはあまりに負荷が重い。特に通常行われるより1時間を超えるような時間をずらした場合、世界との情報のやり取りにさえ問題を発生させるのがほぼ間違いがなさそうに思う。
  4. サマータイムを実施するより、01時からの深夜操業を支援するような手段を講じる方が良いと思う。これであれば7時間程度ずらすことが出来る。総量規制を議論する時に通常時間で操業を割り当てられる企業に課税や課金して、深夜操業を割り当てられる企業へ割増賃金や送迎費、照明などの経費増などの補助する施策を織り込むと良いように思う。

 サマータイムには、他にも思うところが様々あるが、今回の夏期ピーク電力のカットには特に筋が悪いように思う。

蓄電技術導入は後々役に立つ

 前回、NAS電池によるピーク電力カットを取り上げたが、同様の用途で実用化している物にレドックス・フロー電池もある。

 これらの大電力蓄電技術を電力網に導入しておくと、ピーク電力カットとは別の利点が生まれるので、投資が無駄にならないように思う。

  1. 火力発電所は周囲温度が高いと効率や出力が低下する。蓄電技術を導入しておくと、温度の低い夜間の発電を増やせるので効率が上がる。
  2. ガスタービン発電機は、最大出力付近以外では急速に発電効率が低下していく。この為、蓄電することにより負荷を一定に保てれば、効率が改善される。
  3. ガスタービン発電機は、始動やや停止は用意だが始動時の消費エネルギーが大きいため、頻繁に停止するとさらに効率が低下する。蓄電を利用すると始動停止の頻度を下げられる。
  4. 太陽電池や風力発電など不安定な電力の利用比率も上がるはずだが、この時、蓄電装置があれば変動を吸収できる。

 とくに、これから、燃料費の高騰が予想される火力の比重を増やさなくてはならないと想像できるので、効率を上げる施策をしておくことは重要だと考える。

 これらを考えると、夏期平日平均ピーク電力の1割程の500万kW程度の蓄電技術の電力網への投入は、無駄な投資になら無いように思う。NAS電池の生産能力は年間34万kWでレドックス・フロー電池ははっきり分からないながら半分程度の生産能力があるとして、10年程度はフル生産してもらうだけの需要があるように思う。それであれば、きっとコストが低減するので、リチウム系電池が電力蓄電用に立ち上がってくるまでを支えてくれそうに思う。

 しかし、そういう話は出てきていない。きっと、この話も、その手の専門家は検討済みなんだろうなぁ。話題に出てこないのは、何か問題が見つかっているのだろうなぁ。


2011/04/04 Mon

夏期ピーク電力カットとサマータイム(続)

 東京電力の電力需要や技術開発・再生可能エネルギー等についての資料が掲載されているところを発見。

数表でみる東京電力 電力需要
技術開発・再生可能エネルギー等

 電力需要の記述に従い2011/04/02 Satの記述を修正。

 技術開発・再生可能エネルギー等をみて、太陽光や風力の発電関係の比率が特に低いのに驚いた。関西電力に比べると原子力発電の比率も低いし、火力発電に頼っている分が多いのだなぁと思った。

ワットチェッカを購入

 電力消費の測定に、今まで、簡易型電力量表示器(エコワット)MODEL T3T-R(東光精機株式会社製)を使ってきた。

エコワット T3T-R

 もうすぐ購入から4年半を超える年数経過したこともあり、劣化が出たり、使い勝手に不満があった。

 そこで、新たにサンワサプライ株式会社 ワットチェッカーPlus TAP-TST7を購入した。

ワットチェッカーPlus TAP-TST7

 購入先は、在庫とついでの買い物があったJoshin webさん。

TAP-TST7 正面 TAP-TST7 背面 TAP-TST7 側面

 この機械であれば、消費電力や電流が直読できるし、1年分の積算時間も計測出来る。しかし、機能が多い分なのか随分大きい。コンセントにつけておくにはじゃま。

TAP-TST7 T3T-R 比較

 特定の機器の消費電力の為に恒常的に取り付けておくのであれば、TAP-TST8の方が便利そうに思う。


2011/04/05 Tue

はてブのエントリー数が増加

 今月1日に、ソーシャルブックマークのはてなブックマークの当公開Webサイトのエントリー数が増えていた。これにより、総エントリー数は47エントリーとなった。

 今回は、「あまり取り上げられない電源特性について」の公開エントリーが増え1⇒2エントリーとなった。

 この記事、この頃よく閲覧してもらっている記事である。特に被リンクが多いわけではないのだが、検索サイト経由やGmailなどで受信したmailに記載されたURLでアクセスされていることが観測されている。


2011/04/07 Thu

はてブのエントリー数が増加

 今月1日に、ソーシャルブックマークのはてなブックマークの当公開Webサイトのエントリー数が増えていた。これにより、総エントリー数は48エントリーとなった。

 今回は、匿名のエントリーが増えたようで、どのページへのエントリが増えたか分からなかった。


2011/04/09 Sat

電力需給と化学工学会の緊急提言

 2011/04/02 Satに取り上げた、NAS電池による夏期ピーク電力の低減の話題、化学工学会の震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言本文(4/5改訂)に取り上げられていた。

 全く的外れではなかったのだと安心した。ただ、当公開Webサイト2011/04/02 Satに見積もっていた値より少ない効果である11万kW⇒5万kWで見積もられていた。

 これはほぼ、去年の年間15万kWの生産能力のままの場合による見積もりと同じになっている。日本ガイシは今年予定されていた2.3倍の生産能力拡張が行われないと見える。日本ガイシは化学工学会の維持会員なので、低減に織り込まれた数値より推測できる年間15万kWの生産能力のままという情報が正しいのだと思う。レドックス・フロー電池は取り上げられていなかったので、まだ大きな生産量にはなっていないのかも知れない。

 化学工学会の震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言に「時空間シフト」という言葉が出てくる。

 今まで発電に関しては、水力やガス、石油、原子力というエネルギー源のベストミックスの概念はあったようだが、電源立地のベストミックスや、発電時間のベストミックスという概念が薄かったように思う。これが、電源立地の集中地に対する災害で大きな打撃を受ける一因になっているし、すでに揚水力発電などに経済的に肩を並べつつあった蓄電技術のに対する意識不足がピーク時の計画停電という問題の少しではあるが要因になっているように思う。

 特に電源立地のベストミックスの希薄さは、電力融通機能を強化するより、火力発電所を建てた方が効率的との意識に基づいていたように思う。柏崎の原子力発電所停止時に夏の夏期電力ピークで危ない状態だっただからそれが契機に出来たのにと思う。もしその気があるのならば東清水周波数変換装置(東清水FC)を仮運用(10万kW)のまま本運用(30万kW)にしないなどと言うことはせめてなかったように思う。あの時に少し手当をしていたら、大型ガスタービン発電機よりはちょっと少ないが、同クラスの電源が確保されていたことになるし、ガスタービン発電機よりは、効率がよいように思う。

 なお、さすがにこの期に及んでは、緊急に拡張するようで、「変換能力を暫定的に現状の10万kWから3万kW程度増加させる」との発表が中部電力よりなされている。

 この発表の中に、裏技的電力融通の方法まで駆使していることが記載されている。それは、共同利用している揚水力発電所の電源開発(株)新豊根水力発電所の揚水を60Hzの中部電力で行い、発電を50Hzの東京電力に切り替えて行うことにより、電力の周波数変換とピーク時電力の確保を一度に行っている。

 この新豊根水力発電所、認可最大出力が112万kWもあり、現有の電力変換施設全てより大きい。実効的に増える分は、普段から東京電力が使っている分が差し引かれるし、例年通り夜間電力には余裕があればあまり支援にならない。しかし、112万kWという原子炉1台並みの大きな電力なので、企業の夜間操業などで東京電力の夜間電力が揚水に回す余裕が無くなれば支えになるし、昼間の中部電力の揚水による支援まで考えれば、夏期ピーク電力時に複数回発電出来ることになり、運用次第ではかなりの戦力になる手段だと思おう。この辺の知恵はさすがだと思った。

 化学工学会の震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言に時空間シフト」は、電力を需要側の「時空間シフト」も提言している。深夜電力利用促進などで利用時間のベストミックスについては、今までも電力会社は意識があったと思うが、利用地のベストミックスなどと言うのは、あまり考えていなかったことではなかったかと思う。

 本気で夏期ピーク電力に苦労していたのならば、この辺に以前から言及していて当然のように思う。言及がなかったのだから、本気でベストミックスを考えていなかったと勘ぐってしまった。


2011/04/13 Wed

IPv4アドレス枯渇

2011/04/13 WedのIPv4枯渇状況

 日本を含む、東部・南部アジア・太平洋地域のIPv4のアドレス割り当てを担当するAPNICのアドレスが、今週中に枯渇しそう。

 今日、21時頃のIPv4枯渇時計の表示で、APNICの残量が一番少なく、1.03/47となっている。これは、APNICの管轄する/8サブネット単位のIPv4アドレスブロック47のうち、残りが1.03個になった事を示している。

 世界を5つに分けた各地域の機関にIPv4アドレスブロックを割り当てていたIANAの在庫は今年の02/01 Tueに枯渇しているので、新たに割り当てが増えることはない。また、残り1ブロックになった時点で、枯渇宣言が行われ、IPv4の延命を行うLSNなどの機構へのみ割り当てが行われる。このため、通常通りの利用で割り当てられるIPv4アドレスブロックは実質残り0.03ブロックと言うことになる。明日にも枯渇してもおかしくない。

 IPv4アドレスの在庫枯渇に関してが公式情報。

 IANAの枯渇時点での公的な予想では、APNIC8月枯渇予想で、アナリスト予測は6月くらいの枯渇が多かった。東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に世間の目が奪われている中、ひっそりと、しかし確実に事が進行し、どちらの予測よりも早く、4月の枯渇となるのはほぼ確実。

 なお、IPv4の基礎的なについては、TCP/IPの絵本 ネットワークっておもしろい!(Amazonへのリンク)をどうぞ。これよりわかりやすくIPv4の事を概説した本を知らない。分野違いの技術端の人や営業さんの基礎知識の一夜漬けにもすすめられる。定番は、こちらの「マスタリングTCP/IP 入門編 第4版(Amazonへのリンク)」をどうぞ。

電力需要の削減

 空調で使われるヒートポンプについて、化学工学会の震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言の本文3.電力需要の削減にヒートポンプのガス化について言及がある。

 10年ほど前にGHP(ガスヒートポンプ)は、EHP(電気ヒートポンプ)に対して後して戦い、家庭の空調用では、ほぼ完璧と言うほどに負けたように思う。しかし、店舗やオフィス用途ではそれなりにメリットがあり、いまだに新型機種が出ている。

 小型のEHPはほぼメンテナンスフリーであるのに対して、エンジンを使うGHPは小型の物でもメンテナンスが必要な為、この差が大きかったように思う。特に、初期GHPはメンテナンス間隔が短く、これがかなり悪印象として残っているように思う。

 しかし、店舗やオフィス用途の規模以上のヒートポンプでは、EHPでもある程度のメンテナンスが必要で設備扱しているのでメンテナンスに対するアレルギーは少ないように思う。その上、GHPは弱点であったメンテナンス間隔が10,000時間程度に改善し、エネルギー効率も高まっている。

 GHPはエンジンの排熱を回収する事により冬に能率が高いこともあり、今年の冬の電力事情の改善にも大きく貢献しそうに思うがそれだけでは弱い気もする。改善されたとはいえメンテナンスがEHPより重いのは確かなので、他のメリットが欲しい。少しの改善で、自立空調が可能であるところが、メリットになりそうに思う。

 現在、GHPは効率重視できているので、運転に必要な電力は、外部供給に頼っている。その電力はEHPよりはぐっと少ない。非常用にGHP自身の運転電力をまかなえるだけの発電機と組にすれば、停電時に自立空調が可能になる。EHPの大きな電力を支える事は、非常用電源に大きな負担となるので、EHPの場合は空調は外されていると思う。これは、GHPのメリットになりそうに思う。

 家庭用の数kWの物は別として、8kWを超えるようなGHPは、EHPにたいしてメリットを主張できる部分もある。ので、過去の悪評を払拭する広報を行い、停電時に自立運転も可能なGHPを提供できれば、切り替えを勧めることは大規模に出来そうに思うが、どうなのだろうか。このGHPの自立運転可能性については、化学工学会の震災に伴う東日本エネルギー危機に関する緊急提言でもふれていないのだが、メリットとするには問題があるのだろうか。実際に、自立運転に切り替え可能なGHPの市販品がないというのは、やはりそれなりに何か問題があるのかなぁ。

Windowsの定期セキュリティアップデートを実施

 MS Windowsの定期セキュリティアップデートの日。今月は非常に多い。

 WinXP本体が11件、.NET Framework関連が2件、IE関係が1件、Office関連が4件、開発ツール類が1件で、悪意のあるソフトウェアの削除ツールを合わせて、関連する物は、20件であった。

 Vista Home Premiumの更新は明日実施することにした。


2011/04/14 Thu

続Windowsの定期セキュリティアップデートを実施

 Vista Home Premiumの更新を実施。重要15件、推薦1件。WinVista本体が11件、.NET Framework関連が2件、IE関係が1件、mailのスパムフィルタ関係が1件、悪意のあるソフトウェアの削除ツールを合わせて16件であった。


2011/04/16 Sat

IPv4アドレス枯渇(確定)

2011/04/16 SatのIPv4枯渇確定

 昨日(2011/04/15 Fri)、日本を含むアジア太平洋地域のIPアドレスの割当機関であるAPNICのIPv4アドレスブロックが残り1となり、実質IPv4アドレスは枯渇した。これに基づきIPv4アドレスブロックの枯渇宣言が行われた。

 これ以降、日本でのIPv4アドレスブロックの新規割り当ては、基本的にIPv4を延命する機構に割り当てられるだけになった。新たに自由に使えるアドレスに割り当ては行われなくなる。

 日本に直接関わる内容なのに、枯渇日当日の昨日の朝はこのての話題を取り上げる記事が少なく、またもIANAの枯渇の時と同じように注目されることなく進展するのかと心配した。さすがに夕方には、関連記事が増加した。総務省も夕方には発表した対応を見つけることが出来た。

 なお、このての話題でいつも紹介しているように、IPv4の基礎的なについては、TCP/IPの絵本 ネットワークっておもしろい!(Amazonへのリンク)をどうぞ。これよりわかりやすくIPv4の事を概説した本を知らない。分野違いの技術端の人や営業さんの基礎知識の一夜漬けにもすすめられる。定番は、こちらの「マスタリングTCP/IP 入門編 第4版(Amazonへのリンク)」をどうぞ。

ピーク電力カットと自動販売機

 夏場のピーク電力カットの為に、自動販売機の稼働抑制策が、取り上げられているようだ。このての話題が出てくると、反射的に、「レジ袋」や「割り箸」の消費抑制の話を思い出す。

 レジ袋の件は、レジ袋を無くすことにより、レジ袋より丈夫で資源を使う買い物袋(エコバック)が使われることになった。レジ袋を無くすだけのメリットを出す為には、十分な回数繰り返し使えるかどうかが問題となる。わたしは、実感としてメリットの出る回数の半分も使えずに破けたりした。結果として、レジ袋の経費を押しつけられたように感じるところもあったが、店舗側も、エコバックに入るだけしか買い物しなくなるという客単価の低下に見舞われたようだ。

 割り箸の件は、繰り返し使える資源を使うが丈夫な箸とそれを再利用する際の洗剤や水などの消費資源量が、割り箸を使うことによる間伐材の問題解決等のメリットに対してどうかという問題になる。このバランスが見直されて、割り箸に戻す所も出てきている。

 これらの問題は、印象(または象徴として)だけで、総量を検証せずに方策をとった結果のように思う。

 今回、自動販売機の稼働抑制策は、有人店舗の利用が増えることになるか消費が落ち込むかすることになる。このあたり、消費資源辺りの増減効果としてはどうなのかと思う。有人店舗の利用の方がエネルギー効率が良いというのが印象だけを持って既定とされているように思う。

 昨今の深夜電力で蓄冷し夏期電力ピーク時に冷却機能のカットを行うような最新型の機器の場合、これを抑制して、とても効果が上がるとは思えない。むしろ、古い機種を深夜電力で蓄冷し夏期電力ピーク時に冷却機能のカットを行うような最新型に統合を促す施策をとった方が、よほど効果が上がりそうに思う。

 もし、資源を大事に使うという観点で「そんなにあちこちで買えるようにする必要がない」という議論で、販売窓口を減らそうという話であれば、それを明言すべきであり、その場合、自動販売機を狙い撃ちするのでなく、有人店舗も含めて議論をすべき話のように思う。

 有人店舗に輪番シエスタを割り当てて昼間に店を閉め空調を止め、その間、深夜電力で蓄冷し夏期電力ピーク時に冷却機能のカットを行うような最新型の自動販売機にのみ販売許可を出した方が、効果がでるのでは?等と思う。

 何にしても、狙う効果をはっきりし明言して、本当に効果のある施策を打って欲しいと思う。せめて、数字を示さなくても、どのようなもくろみの元にどこへ移すとか無くすとか、一部でなく全体の収支をどのように考えるのか話して欲しいと思う。

当公開WebサーバのOSをアップデート

 当公開WebサーバのOSであるFreeBSDのアップデートを昨日実施。

Copyright (c) 1992-2010 The FreeBSD Project.
Copyright (c) 1979, 1980, 1983, 1986, 1988, 1989, 1991, 1992, 1993, 1994
        The Regents of the University of California. All rights reserved.
FreeBSD is a registered trademark of The FreeBSD Foundation.
FreeBSD 6.4-STABLE #110: Fri Apr 15 20:46:06 JST 2011

 本来保守外であるにもかかわらず、いまだ少しアップデートが行われている。

 バックアップの為 dump 0 を本日実施したところ、/usr のバックアップに使っているUSBスティックメモリでは容量を使い切り次のメディアを要求されてしまった。

da0 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 0
da0:  Removable Direct Access SCSI-0 device
da0: 40.000MB/s transfers
da0: 3840MB (7864320 512 byte sectors: 255H 63S/T 489C)
da1 at umass-sim1 bus 1 target 0 lun 0
da1:  Removable Direct Access SCSI-2 device
da1: 1.000MB/s transfers
da1: 15488MB (31719424 512 byte sectors: 255H 63S/T 1974C)

 手持ちがなかったので、とりあえずバックアップを止めた。夜の作業であり、大きな容量の物はコンビニなどにはなさそうなので、別途対策を考えた。

 /usrのバックアップに使っていたのは/da0。USBスティックメモリでのフルバックアップを始めた時期が遅い/var用のda1の方が容量が5倍ほど大きい。これを入れ替えることとした。

  1. バッチファイルを書き換え保存先のda0⇔da1を入れ替え
  2. /varのdump 0を実施
  3. /usrのdump 0を実施

 計3手。書いている時点では、2/3手目。

 16GBあるda1はノーブランドの上、上記のように新しい「SCSI-2 device」と認識しているのにデータ転送速度が「1.000MB/s transfers」となっており表示が怪しい。今まではバックアップ量の少ない/varを割り当てていたので、問題が表面化していなかった可能性がある。明日には、32GBのもう少し信用できる物を買ってきたいと思う。

 しかし、今まで気にしていなかったが、3GBで/usrがおさまっていたのだなぁ。FreeBSDはやはりコンパクトだなぁと感心した。


2011/04/27 Wed

時季外れのWindowsの定期セキュリティアップデート

 時季外れのWindowsの定期セキュリティアップデートが2件起きている。

今月の時季外れのWindows Update
日付更新プログラム
2011/04/21 ThuMicrosoft Silverlight の更新 (KB2526954)
2011/04/27 Wed悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2011 年 4 月 (KB890830)

 今日提供された「悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2011 年 4 月 (KB890830)」は定期アップデートでも実施された物と同じもののようだ。同じマルウエアが大規模にはやるかしたのだろうか。

当サイトのバックアップメディアの交換

 2011/04/16 Satにアップデートに合わせてバックアップしようとしたところ、/usrのバックアップに使っていたUSBスティックメモリでは容量を使い切りってしまったので、/var用に使っていた容量を大きい物と交換した。

劣化したUSBスティックメモリ

 ところがこのメディア、書き込み速度が655KByte/sととても遅くなっていた。

da1 at umass-sim1 bus 1 target 0 lun 0
da1:  Removable Direct Access SCSI-2 device
da1: 1.000MB/s transfers
da1: 15488MB (31719424 512 byte sectors: 255H 63S/T 1974C)
655KByte/s
5576005 Tape Block

 1年ほど月に1度毎回2Gbyte程の容量のバックアップをしている。24Gbyteの書き込みでここまで劣化しないと思う。転送レートを見ると1.000MB/s transfersとなっているので、USB1.1相当で接続した状態に見える。何が起こったのだろうか。

 別のUSBスティックメモリは、40.000MB/s transfersと正しく認識しているように見える。

da0 at umass-sim0 bus 0 target 0 lun 0
da0: <I-O DATA USB Flash Disk BC01> Removable Direct Access SCSI-0 device
da0: 40.000MB/s transfers
da0: 3840MB (7864320 512 byte sectors: 255H 63S/T 489C)

 このままではバックアップに時間がかかるし異常な動作も怖いので、遅いUSBスティックメモリを書き込み用途で実績が出てきたSDHCに置き換えることにした。置き換え作業は2011/04/17 Sunに実施。

SDカードリーダライタELECOM MR-C13前面 SDカードリーダライタELECOM MR-C13背面 SDカードリーダライタELECOM MR-C13台紙

 購入したのはELECOM MR-C13。SDHCに対応し高速であれば1スロットのシンプルな物で良かったのだが、近くの店では狭い隙間にさせるコネクタタイプの物は、2スロットの物しかなかった。

SanDisk Ultra SDHC カード 32GBとELECOM MR-C13 SanDisk Ultra SDHC カード台紙

 SDHCカードは多分書き込みに強く丈夫なPanasonicか東芝かSanDiskが好み。近くの店でClass4以上の32GBの在庫があるのはSanDisk Ultra SDHC カード 32GBのみだったのでこれを購入。残念ながらClass10のものは32GBが無かったのでClass4の物で我慢。

SanDisk Ultra SDHC カード 32GBをさしたELECOM MR-C13

 この状態でバックアップメディアとして使ってみた。

umass1: Generic Mass Storage Device, rev 2.00/1.00, addr 3
da1 at umass-sim1 bus 1 target 0 lun 0
da1: <Generic USB  SD Reader 0.00> Removable Direct Access SCSI-2 device
da1: 40.000MB/s transfers
da1: 30436MB (62333952 512 byte sectors: 255H 63S/T 3880C)
da2 at umass-sim1 bus 1 target 0 lun 1
da2: <Generic Mini SD Reader 0.00> Removable Direct Access SCSI-2 device
da2: 40.000MB/s transfers

 da1とda2の2つスロットが正しく認識されている。転送速度表示も40.000MB/s transfersと正しい感じ。バックアップを実施。

  DUMP: Date of this level 0 dump: Sun Apr 17 15:46:07 2011
  DUMP: Date of last level 0 dump: the epoch
  DUMP: Dumping snapshot of /dev/ad4s1f (/usr) to /dev/da1
  DUMP: mapping (Pass I) [regular files]
  DUMP: Cache 32 MB, blocksize = 65536
  DUMP: mapping (Pass II) [directories]
  DUMP: estimated 5573463 tape blocks.
  DUMP: dumping (Pass III) [directories]
  DUMP: dumping (Pass IV) [regular files]
  DUMP: 17.34% done, finished in 0:23 at Sun Apr 17 16:15:56 2011
  DUMP: 39.02% done, finished in 0:15 at Sun Apr 17 16:12:43 2011
  DUMP: 61.75% done, finished in 0:09 at Sun Apr 17 16:11:23 2011
  DUMP: 84.04% done, finished in 0:03 at Sun Apr 17 16:10:53 2011
  DUMP: DUMP: 5576485 tape blocks on 1 volume
  DUMP: finished in 1433 seconds, throughput 3891 KBytes/sec
  DUMP: level 0 dump on Sun Apr 17 15:46:07 2011
  DUMP: Closing /dev/da1
  DUMP: DUMP IS DONE

 throughput 3891 KBytes/secとまずまずの速度でバックアップできた。Class10のものが使えればもっと早くなるのだろうか。


2011/04/30 Sat

HTTP 関係のログの保存期間の延長

 当サイトは、HTTP ServerのApacheのログをnewsyslogを使ってローテートして保存させている。3 4年が確実に保存されるよう1ヶ月ごとに保存して3648カウントまで(0〜3648で全部で3749ヶ月)でしてきた。

 もうすぐ 4 5年目に入ることもありlogが保存されている/varの使用容量を確認したところ、去年に比べると倍増したが26%しか使っておらずまだ十分余裕がある。

Filesystem  1K-blocks    Used     Avail Capacity  Mounted on
/dev/ad4s1d  10154158 2403770   6938056    26%    /var

 また、ログ解析ソフトAnalogの処理時間も直近で1分以下ほどしかかっていない。

 そこで、5年相当程度のログの保管になるよう、/etc/newsyslog.confの当該countを48⇒60に変更。

#logfilename [owner:group] mode count size  when  flags [/pid_file] [sig_num]
/var/log/httpd-access.log   644    60 10240 $M1D0 -     /var/run/httpd.pid 30
/var/log/httpd-error.log    644    60 10240 $M1D0 -     /var/run/httpd.pid 30

 また、ログ期間の延長の結果、月替わりに更新されるファイル数が多くなっている。月が変わると、差分バックアップが大きくなりすぎるのが通常の状態となってきたので、/etc/monthly.localを作成して/varと/usrのバックアップを実行するようにした。

#/etc/monthly.local
# made 2011/04/30 Sat
/root/backup0varUSB
/root/backup0usrUSB

主要ソフトウエアの更新

 28日に突然、ブラウザのFirefoxがバージョンアップ。本日更新をかけた。


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2011年04月(卯月)の気分転換におすすめの本


ネコあね。
公式サイト(講談社BOOK倶楽部TOP > コミックス)詳細が確認できます。講談社のコミックポータル(講談社コミックプラス)試し読み(要プラグインインストール)が出来ます。

 今月も家族物です。気似た傾向が続いているとは分かってはいるのですが、新しい環境で(この文書を書いたときには予想もしなかったとんでもない出来事を含めて)ストレスの多い時期に、柔らかな感触の物語を選んでみました。

 長年ともに暮らしている飼い猫が猫又になって人に化れるようになり、いい「あね」になろうと悪戦苦闘を繰り返すが・・・というお話です。何ともかわいいお話で、それでいて切なくじんわり心にしみました。

 ネコミミ物で、少年誌として健康的なエッチさがちりばめられていますが、それに頼り切った話の展開を感じませんでした。「あね」として一途というか一生懸命のヒロインがかわいく、幸せと切なさのバランスが絶妙です。