自宅通信網の運用日誌2013年2月


お知らせ

 リンク切れを発生しにくくするためと、多くの項目が一つのページに集中することにより検索結果が適切で無くなることを防止するために、「自宅通信網の運用日誌」の構造を月ごとに分離しています。

 お手数ですが最新月以外は当該年月のリンクを使って閲覧してください。


目次


2月

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2013/02/03 Sun

日誌の切り替え

 先月は不調となったメインパソコンの切り替えを行った。システムを仮構築して移行中にRAIDが崩壊するといったトラブルまでありなかなか手間取ってしまった。

 先月も、日誌さえまともに更新できないなか、先々月と同じく大きく1万ページリクエスト後半の15071ページリクエストだった。記事の更新はなかったが、今月はページリクエスト数が大幅に伸びた。

 これは、著名サイト「変人窟」のWebお散歩日記/2013-01月の2013/01/13(日曜日)の記事にSATAの接続速度差による性能変化を取り上げていただいて2013/01/16 Wedまで大きくページリクエスト数が伸びたようだ。

当サイトの2013年1月のページリクエスト

 典型的な著名サイトに取り上げられたときのページリクエスト数の遷移をしている。(2013/01/31 Thuのリクエスト数は2013/01/31 Thu夜にキャプチャして少し少なめに出ている)

 しかし、この影響のほかにも何か増加傾向にあるようだ。

 今月も、低調な更新になりそうだが、少しずつでもなんとか継続したいと思う。


2013年3月

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2013年2月(如月)の気分転換におすすめの本

GUNSLINGER GIRL Henrietta

公式ページの紹介

 「時代は変わり、出版も変わる。創出し、発信する。全年齢・全世界へ」の「ASCII MEDIA WORKS」の『月刊コミック電撃大王』に掲載され、「電撃コミックス」のブランドから発売されています。『GUNSLINGER GIRL』特設ページで1巻試し読みができます。

『GUNSLINGER GIRL』9巻発売時の公式紹介文

公益法人”社会福祉公社”―――障害者支援のための首相府主催事業を表向きとするこの組織の実態は、瀕死の少女たちに機械の体を与え「条件付け」を施し、その少女たちを使って政府に敵対する勢力を秘密裏に排除する諜報機関であった。

生きることと引き換えに「義体」となった少女たち。それぞれに一人ずつ担当官がつき、いつも行動を共にしていることから、兄妹(フラテッロ)と呼ばれている。「条件付け」により生身の頃の記憶が封印された少女たちにとっては、担当官の命令に従い、銃を持ち戦うことが何よりも幸せなのだった。

2002年5月より、「月刊コミック電撃大王」にて連載が開始され、現在も大好評連載中。コミックの1巻から9巻までが発売され、2007年11月現在で250万部を超える大ヒット作品。

当サイトの紹介文

 今月は、相田裕 著『GUNSLINGER GIRL』(アスキーメディアワークス、 2002年11月1巻発売)を紹介します。

 じつに激しいストーリーのこのお話、電撃大王での連載は2012年9月で、単行本は15巻を持って完結しました。テロ、暗殺、人身売買、臓器売買、人体改造、洗脳…、果ては少女のスナッフムービーまで取り上げます。商業誌では取り扱いにくい題材のオンパレードで著者は怖いものはないのだろうかといらぬ心配をしてしまいます。美しい絵柄、かわいらしい主人公だけ見て読み始めるとんでもなく驚くことになります。

 10年にわたって描かれた、激しく、悲しく、しかし美しいこの作品は、まずは同人誌として発表され後に商業誌に移行したそうです。賛否両論渦巻くであろうことが容易に想像できるこの作品を書き始めて、維持し続け、完結させた著者にまずは敬意を表します。また、商業誌に掲載しようと決断し、それを最後まで貫いた関係者に感謝を捧げます。

 掲載誌にいわゆる優等生的少年・青年誌ではない電撃大王と出会っているというのは、とても幸運だったと思います。当然、幸運だけではなく、今まで言葉にするのさえ禁忌だった数々をきちっと取り上げ「悲しくいけないこと」だというのがちゃんと描かれているというのが大きいと思います。

 これは、自身の描いているものそのものにも及んでいます。このお話は、分類上「戦闘少女もの」に分けられるともいます。しかし、少女に戦わせること自身が許されるものではなくそれに苦悩するというのが随所に現れます。ある程度確立している「戦闘少女もの」にすら著者はけんかを売っている格好になっているように思います。

 それでも、ここまで支持されたのは、その丁寧な筋書きと描写による説得力があったからだと思います。重箱の隅をつついたり、紋切り型で否定するようなことはできても、それだけではすまない説得力を持っています。

 メインの登場人物は活躍するほど倒れていきます。結局、約束を守り最後まで人を殺すどころか傷つけすことすらしなかった人物が戦闘の終結を引き出し生き残ります。この辺にも、理由があろうとも許されぬことをした人物に安易なハッピーエンドをもたらさない一本筋の通った作者の姿勢が感じられます。しかし、それでは救いがない。甘い形ではありませんが、最終話でちゃんと「希望」が描かれます。

 賛否両論ありますが、新時代を切り開く作品だったと思います。本作は、2012年の第16回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞しています。

 一時期、アスキーメディアワークスが人気を読み違えて出荷冊数が少なすぎる時期があったようで、非常に入手が困難になった時期がありましたが現在は解消しています。少し大きめの駅にある規模の書店であれば、まずおいてあります。かなり重い内容で15巻ですが、実にスムーズに読めるのも本作の特徴です。一度立ち読みして、確認して肌が合いそうだと思ったら、是非お読みください。名作だと思います。