WD Raptorで構成したRAID0の調整例

作成
2007/12/20 Thu
公開
2007/12/24 Mon
更新
2008/10/21 Tue

Tips へ戻る トップへ戻る

目的

 WD Raptor シリーズは、回転数が速く平均アクセス時間が早いところやキャッシュアルゴリズムなどがRAID向きの特性を持っているように思います。

 今回、WD Raptor X(WD1500AHFD)を使ってRAID0を組んでメインで使っているパソコンに組み込むためにその性能を調べてみました。RAID0は、ストライプサイズでシーケンシャルアクセスとランダムアクセスが背反する関係にあるそうです。今回はストライプサイズを決められるように計測してみました。

参考

 当ページはRAID IFとしてIntel 6321ESB(Intel ESB2)で計測した物です。玄人志向SATA2RAID-PCIX (Silicon Image SiI3124)を使ってストライプサイズを含むRAIDの種々の特性について測定したものを「SiI3124とポートマルチプライヤによるRAIDの構成例」に別途掲載しています。


Tips へ戻る トップへ戻る

測定結果

 結局、下記のように、WD Raptorシリーズを使って、メインパソコンが使っているIntel Matrix Storage で32KB〜128ストライプサイズの変化の範囲では大きな差が検出されませんでした。それでも、どれかを選択せねばなりませんので512KB単位のランダムアクセスで若干高速な64KBのストライプサイズを採用することにしました。

Stripe Size32KB64KB128KB
Sequential Read[MB/s]183.01185.62183.41
Sequential Write[MB/s]167.61166.81167.34
Random Read 512KB[MB/s]88.0485.5587.09
Random Write 512KB[MB/s]203.96210.87193.19
Random Read 4KB[MB/s]38.4538.5140.28
Random Write 4KB[MB/s]4.054.274.41

 上記では選択しにくかったので、ReadとWriteを合算した物を比較してみました。

Stripe Size32KB64KB128KB
Sequential[MB/s]350.62352.43350.75
Random 512KB[MB/s]292.01296.41280.28
Random 4KB[MB/s]42.4942.7844.69
ALL[MB/s]685.12691.62675.73
ストライプサイズでほとんど差がない

 WD Raptor X(WD1500AHFD)とIntel Matrix Storageの組み合わせがランダムアクセス性能において、得難い高性能を発揮している事にも感心しました。


トップへ戻る Tips へ戻る